Cliché: Carré Magique (2016)
youtube.com/watch?v=hLsSF7Iz-W
フレンチなエレクトロポップ。Discogsのデータによると、“クリシェ”を名のるアーティストは、このヒゲむじゃの兄キで12番めだそうなんだ。
まさしく“クリシェ”もいいところ!
でもこの曲はいいと思うんだ。Bandcampページもあるんだ。
cliche-pop.bandcamp.com/

Lulu Gainsbourg: L'eau à la bouche (2011)
youtu.be/gZ2zVJeaxS0
セルジュの息子ルル・ゲンズブール、父の名曲らから「唇によだれ」のカバー
これに関しては歌がどうこうよりも、1960年代風なエロチシズムと享楽のムードを再現した映像がみごとであるかと考えられる

Charlotte & Serge Gainsbourg: Lemon Incest (1984)
youtu.be/-vR0jpfOW94
やべー、とんでもない大物、とんでもハップンなやつを忘れるところだった。
これに関してはあまりにアレなんで何も説明したくないにしろ、ボーカリストのブレスの響きまでを音楽の中に織り込んでいこうという1980'sゲンズブールの行き方の……ことによると極まりであるのやも。

Bambou: Lulu (1986)
youtu.be/dYg3rmzKA9o
イザベル・アジャーニ(&ゲンズブール)「マリンブルーの瞳」の話の続きで、子音の鋭い響きばかりかブレスの音まで音楽の中に織り込んでいく方向性、というとバンブー(&ゲンズブール)のこれがやや近いか。アジャーニほどの表現の高みにはいたっていないけど。
ちなみにバンブーはゲンズブールの生涯最後の伴侶でもあって、二人の間には息子が一人、「ルル」とはその子の愛称……なんてことは、いま調べて初めて知ったことで。《作品》以外のことは、わりとどうでもよくて。

Isabelle Adjani: Pull marine
youtu.be/XDVZoMlxzJA
イザベル・アジャーニ「マリンブルーの瞳」1982
《ゲンズブール系》みたいなフレンチポップ歌手(兼女優)らの中で自分がいちばん心ひかれるのがアジャーニ。しかしレコードになっている歌は、アルバム“Pull marine(マリンブルーの瞳)”これジャスト1枚しかないも同然らしい。
だいたいこの系列は肺活量の足りなそうな、か細い声、これが魅力なのだが、中でもアジャーニの録音は、ブレス(息継ぎ)の音がみょうに大きく入っているのが特異。で、もちろんそれがいい。すばらしい。
ブレスの響きの美しさを強調しようなんて、まともに音楽だけやってたら絶対出てこない発想なのでは。そこはもう、女優アジャーニと映画人でもあるゲンズブールのコラボレーションならでは?

Les élèves de l'Ecole de la Scène: Notre nouveau terrain de jeu (2019)
youtu.be/K3hpYB9HGoY
仏語で《ステージに上がった学童たち》くらいな意味の名を持つグループ、数日前にリリースされた2ndアルバムの冒頭曲。
このグループに関しては情報がまったく見つからない。が、まあとにかく、やたら歌の上手い子どもたちが、仏語で歌っている。たぶんアルバムの全般的なテーマは、「ボクたちが将来生きるこの地球を、大人の皆さんも大切にしてネ」、みたいな感じ。
うゎしゃらくせぇ……とは思うけどやたらに歌が上手いし、楽曲も練られていて聞きどころあり、とは言える。
ちなみにこの2ndでは1stアルバムに比べると、学童たちの声がじゃっかん大人びて変化している。このままメンバーを替えないで活動を継続すれば、いずれ唄内容も「地球よりマネー、そして異性!」くらいに変化する公算が大。

Carlos Lyra: Belle Époque (2019)
youtu.be/UNCusw-CPaE
カルロス・リラ、MPB(ブラジルのポップ)の大ベテラン歌手、要はボサノヴァでしょって見られがちだが、このたびはシャンソン的なふんいきでのニューアルバム
この曲のヘンにひねくったメロディに、ボサっぽさは確かにある

バカップルの痴態 Show more

The Pirouettes: L'escalier (2016)
youtu.be/fc_UryVAfeA
この動画200万回視聴とか人気がすごいフランスの男女デュオ、ピルエッテ
このグループ、楽曲は常にいいっぽいけど、スマンが自分は男女デュオ形式の歌モノがあまり好きじゃないんだ……銀座の恋の物語とかバービーボーイズとかじゃないんだから(古)……まあ聞くんだけど

Louis Arlette: Tokyo (2019)
youtu.be/TNESos_qsdY
どういうところで東京なのかはよく分からないが、メロディと詩を大切にした曲作りらしいことは伝わってくる
むかしの歌謡曲みたいなMixバランス、声が手前で伴奏がすごい奥、であることはごあいきょう

Clarika - Même pas peur (Clip officiel) 2019
youtu.be/oS5bazgjawM
ボクたちの大好きなアンニュイ系女声シャンソン。で、楽曲アレンジがわりとあっさりしてるのに対し、映像のコッテリ感がものすごい。
いつも言っててサーセンけれども音楽の映像面なんてオレはどうでもいいんだが、でも動いてればつい見ちゃう。するとこれ何、わざわざヴェニスとかでロケしてる? そしてお芝居が、フェリーニとかヴィスコンティだかみたいなベットリとカーニヴァル風。よくまあここまでと、半分は感心。

Dorothée : Tremblement de terre (ドロテー「地の震え」1989)
youtu.be/4GHCkmTBEi4
1980'sフィーリングが満点すぎるデジタルシンセのリフ、そして楽曲がクリスタルズの超フォーエバーな名曲「アップタウン」(by バリー・マン、フィル・スペクター)に似すぎ! おふらんすにも筒美京平さんタイプのクリエイターがいてはるらしいザンス!?
いやしかし、聞き比べたらそこまで激似の丸パクでもないっぽい? ていうか原曲のいちばん印象的な部分がうまく再利用されてる風な…やるなァ…。
The Crystals: Uptown (1962)
youtu.be/G0il2Qd3jcs

マダム・ロベール「ジャングルの女王」2018
youtu.be/c_RYrHRbT_s
youtube.com/channel/UC_yjGx99F
フレンチポップグループ。ある時代のトム・ウェイツやニック・ケイブ風、すなわち南部っぽさが意識されたアーシーなロックサウンド。ノド声の男性ボーカルが豪快かつ軽妙、たぶんシニカルでアダルティでエスプリの利いた唄内容なのかと。
さてこのビデオの映像がまたすごくて、みんなが大好きBBW(Big Beautiful Woman)、つまりぽっちゃり型というかドレッドノート級の女性(ディヴィナ・ブーム)が、開店前のナイトクラブみたいなところへ出勤し、地味なエプロン姿でお掃除をしてたかと思うと、スパっと着替えて大胆ストリップショーのリハーサルを始めるというしろもの。……最高ですよね!?

サブリナ・サボタージュ「ロボットのハート」2018
youtu.be/o2pTHcJj6Hw
sabrinasabotage.bandcamp.com/
カナダ産フレンチポップ。アントワーヌ・エリーと同じく、R&B/ヒップホップの影響を強く受けつつも、微妙で絶妙なところでまとめているPOPサウンド。
ところで例によって「ミュージックビデオの映像なんてまともには見てない」んだが、これは歌手のおねえさまが嬉し恥ずかしティーンエイジャー風ルックでゲームボーイに熱中していたり、また男性としか思えないセーラーコスプレ美少女(?)が登場したりと、凝っているしセンスがゆかい。アントワーヌのビデオもそうだったけど、フランス映画っぽさがあると言えなくもなさそう。