しかしね、鏡と剣が出てるわけ。これはもう王権の問題ですよ。『古語拾遺』に、もともと鏡剣二種の神宝が神器であったとある。『日本書紀』では自己の正統性を主張するため神武と長髄彦は互いに神璽を示し合ったとあるが、今回の鏡は長髄彦のこれですよ。まつろわぬ者どもがこれで地中から目覚めますね。もうここからは諸星大二郎だね。(ここで茶を飲む)

訃報に接しいちいちくどくど弔意を述べるのは見苦しいという自覚はあります。しかし目黒さん。小さなコラムでしたが、あれ書かせてくれたのが実はなんだか自信になりましたよ。このメッセージひとつ、虚空に流しておきます。

地下秘密倉庫の本が凍ったとしか言いようがない状態になっていた。

前夜、奇妙な声が聞こえたあたりに来てみると、これがあった。中は見ていない。

ジェフ・ベック、中学時代の神だった。

「翳りゆく部屋」だけは2022年リミックスよりフィル・スペクター風サウンドウォールになっているリバーブ効かせ過ぎ76年ヴァージョンが勝る。

誰も関心なさそうな、しかしながら驚愕のニュース。造山古墳当時の吉備王権は出雲を含めた4世紀末の西の主であり、ヤマト王国と日本を分割統治していたわけだから。言わば仁徳陵発掘ぐらいの意味合いがある。
nikkei.com/article/DGXZQOUF067

もちろんヘルメス文書はほとんど中世日本紀のようで、ジョルダーノ・ブルーノは吉田兼俱のようだが、比較神話学や比較文化論などなど「似てるよね分析」(©️酒井さん)が廃墟のようになってしまった現在では学問的追求の枠組みが存在しない。次の紀行的エセーのしつらえはこのようなものだろうか。メモ。ゆうか先のをはよやれよ。

【2022年度人文資源大賞】
武蔵野人文資源研究所は以下書籍に今年度当該賞贈呈を決定いたしました。

《歴史・思想系:大賞》『日本漢籍受容史 日本文化の基層』髙田宗平編(八木書店出版部)
《芸術・文学系:大賞》『ヒルデガルト・フォン・ビンゲン 幻視の世界、写本の挿絵』鈴木桂子著(中央公論美術出版)
《同:特別賞》『現代語訳 南海寄帰内法伝 七世紀インド仏教僧伽の日常生活』義浄撰/宮林昭彦・加藤栄司訳(法蔵館文庫)
《同:新人賞》『「教養」の日本近代 自分磨きの150年をたどる』大澤絢子(NHKブックス)

おめでとうございます。賞牌・賞品等は例年の如く特にありません。

鳥居前で一礼する者、参道の真ん中を歩かぬ者、何れも平成マナーであり、吉田神道以下のヌルい偽史マナー講師どもはタケミカヅチの神剣で首でも跳ねられればよい。

天川村、洞川に雪が降ったらしい。死後の街のようなところだった。また行きたい。

南武線の駅前踏切、人々から浮き上がるようにひとり線路に背を向けている女性。薄い眉を寄せて斜め上に虚空を睨みつけている。この寒いのに素足にサンダル、爪には黒々とペディキュアを施してあり、数歩離れた場所から、私は何人かの肩越しに向かい合う形となってついまじまじと足を見つめていると、遮断器のバーが上がり、さっと振り向いてスタスタ改札口に歩いていく。後ろ姿に不審なところはない。──と思ったが、背の黒いリュックだけが砂にまみれて異様に汚れている。砂か。どうも全体に、表現し難いが、何とも言えず、奇妙にバランスを失している。
改札を入り、狭い下りホームの先頭側にひとり歩いて行った彼女を私は跨線橋を渡って反対側から観察する形になるなと思い、階段を上り降りして向かい側を見ると、ホームの先には誰もいない。無論その間数十秒の間に改札に戻れる時間もない。白昼堂々見事なほどの怪異に、むしろ可笑し味すら覚えた。私はカントの言う視霊者などではないが、偶にこのような日常の裂け目には出会うこともある。場所は伏せておこう。12月3日、午前11時30分頃である。

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