『遺書』。自宅のベランダに縄跳びのロープをかけ自らの命を絶った少年は、「今年の自分の十大ニュース」を書く授業中に「32.53.25.45.52.32.41」と小さく数字を並べました。ポケベルのコード入力表であり、ひらがなに変換すると「しぬことにした」となります。書肆ゲンシシャにてお読みいただけます。

「遺体を囲んでトランプをする医学生たち」(1895年頃)。かつて解剖学をまなぶ医学生は死体に慣れるため、死体を囲んで記念撮影していました。死体を前にしたときの緊張を和らげるため、時に笑顔で、ブラックユーモアあふれる写真を撮影していました。書肆ゲンシシャでは医学の写真集を扱っています。

「ステラーク」。オーストラリアの芸術家です。「人体は時代遅れ」として、自分自身の身体を改造しています。左腕に耳を型どった素材を埋め込んで「第三の耳」とし、将来的には世界中の人々が腕の耳を通して音を聴くことができるように目指しています。書肆ゲンシシャでは美術の歴史書を扱っています。

「ミイラ開封パーティー」。ヴィクトリア朝時代、イギリス人は娯楽の一環としてミイラを開封していました。医科大学や博物館、上流階級の家でミイラの包帯を解きました。当時、ミイラは薬や顔料として使用されており、エジプトを好奇の目で見ていました。書肆ゲンシシャでは死の歴史書を扱っています。

牧ヒデアキ『浴槽というモノリス』。屋外で捨てられるように再利用され続ける浴槽を撮影した写真集です。写真家は浴槽を別世界への入口のように見て2009年から撮影を続けてきました。愛知県西尾市や安城市、岡崎市で撮影されています。様々な浴槽を確認できます。書肆ゲンシシャにてご覧いただけます。

「子守唄」(1866年頃)。ソファで昼寝をしているように、男の子と女の子が横たわっています。彼らは兄妹であり、共に亡くなりました。かつて西洋には、死者に化粧をし、服を着せ、あたかも生きているかのように写真を撮影する風習がありました。書肆ゲンシシャでは死後写真の展覧会を開催しています。

「強盗提灯」。江戸時代に発明された灯火具です。自由に回転するろうそく立てが中にあり、いかなる方向に向けてもろうそくは垂直の状態を保ち、持ち主の顔を見せず、一方だけを照らすことができます。目明かしなどが強盗を捜索する際に使用したと言われています。書肆ゲンシシャにてご覧いただけます。

令和4年1月22日午前1時ころ、日向灘を震源とする最大震度5強の揺れを観測する地震がありました。大分県別府市に所在する書肆ゲンシシャでも、本が散らばるなどの影響がありました。余震が続いています。みなさまご自愛くださいませ。

エンリケ・メティニデス『SERIES』。メキシコの写真家です。犯罪現場、事故現場、自然災害など日常に存在する暴力と死を扱う写真を手がけました。父親が経営するレストランの近くで発生した自動車事故の写真を撮り始め、12歳の時に初めて死体写真を撮影しました。書肆ゲンシシャにてご覧いただけます。

「レーベンスボルン計画」。ナチス・ドイツは純血アーリア人を増やすための福祉施設を設置し、アーリア人的とされたノルウェー人女性とSS隊員との性交渉、出産を奨励しました。ABBAのアンニ=フリッド・リングスタッドもこの計画のもとで生まれました。書肆ゲンシシャでは戦争の歴史書を扱っています。

『魔女の秘密展』。薬に混ぜられたミイラ、五芒星のゆりかご、兄が婚約した妹が愛する男に手を差し出すことができなくなるよう切り落とした手がミイラ化したもの、双頭の仔牛や猫の標本、魔女裁判の際に使われた拷問器具、死刑執行人の鉄仮面などを紹介します。書肆ゲンシシャにてお読みいただけます。

「核爆発の瞬間」。アメリカの発明家ハロルド・エジャートンは、10km以上離れた場所から、1億分の1というシャッタースピードで原子爆弾の爆発を捉えました。熱が鉄塔を蒸発させ、火球が出現しています。1950年代に核実験の写真を撮影し、記録しました。書肆ゲンシシャでは写真の歴史書を扱っています。

「戦争の惨禍を覆い隠して撮影する写真家」(1946年)。ポーランドのワルシャワにて撮影された写真です。第二次世界大戦で荒廃した街の中で、写真家は緑豊かな背景を用いて女性の肖像写真を撮影しようと試みています。マイケル・ナッシュが捉えました。書肆ゲンシシャでは戦争の写真集を扱っています。

『刑事博物図録・上巻』。明治大学刑事博物館の所蔵品を写真付きで収録しています。平将門の首桶、斬首刀、ギロチン、踏絵などを紹介し、さらし首の写真を見ることができます。「百聞は一見に如かず」として法律を教えるために蒐集された刑具を解説しています。書肆ゲンシシャにてお読みいただけます。

イリヤ・レーピンによる「イワン雷帝とその息子」(1885年)。イワン雷帝が妊娠していた皇太子妃の無礼に激怒して杖で殴り流産させ、皇太子が咎めたところ誤って杖で撲殺した悲劇を描いています。この絵は1913年精神病者によりナイフで切りつけられました。書肆ゲンシシャでは彼の画集を扱っています。

『四谷シモン―人形愛』。人形作家の四谷シモンの作品や資料を展示する展覧会の図録です。内部の歯車や木枠をあらわにした少年少女の人形など、瀧口修造や澁澤龍彦を魅了した作品が紹介されています。細江英公による扮装した四谷シモンの写真も収録されています。書肆ゲンシシャにてご覧いただけます。

「偽の木」。第一次世界大戦中、監視塔として偽物の木が使用されました。最前線で相手の動きを監視するために用いられました。フランスが最初に使用しました。夜の間に本物の木と取り替えて設置し、兵士ははしごをのぼって相手を秘密裏に監視しました。書肆ゲンシシャでは戦争の歴史書を扱っています。

「芸術家の糞」。イタリアの芸術家ピエロ・マンゾーニによる1961年の作品です。糞便で満たされた缶詰だとされていますが開けると価値が失われるため中身は不明です。90個作られ、重さは30gで金と同じ値段で売られました。近年、価格が上昇しています。書肆ゲンシシャでは美術の歴史書を扱っています。

「棺の中の安らかなケラー一家」(1894年)。妻のメアリーは夫エミルの浮気を確信し、彼の心臓を撃ち抜きました。その後、まだ9ヶ月だった娘のアンナを殺害し、自殺しました。この写真では無理心中の惨状が嘘のように、綺麗に化粧されています。書肆ゲンシシャでは死後写真の展覧会を開催しています。

「ヴィーディー」。20世紀初頭に開発されたマッサージ器です。「治癒的振動」を人体に与えることで、風邪や消化器疾患などを治すことができると主張されていました。頭痛や女性の「ヒステリー」までマッサージによって治療することができると考えられていました。書肆ゲンシシャにてご覧いただけます。

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