収蔵作品のご紹介:ミルフィオリ・レース双耳瓶
(1915年頃|ヴェネチア|エルコレ・バロヴィエール作)

ムラノ島の名門バロヴィエール一族は500年の伝統を伝えるガラス職人一家で、エルコレ・バロヴィエールは、20世紀初めに活躍した生え抜きのガラス作家であった。ヴェネチアン・グラスの中で、最も難しいレース・グラスとミルフィオリ・グラスの技法を併用して制作した作品で、いわばバロヴィエール一族の名誉をかけて作ったような作品である。通常、ミルフィオリ・グラスとレース・グラスを合わせることは不可能であり、敢えてそれを行った点に、この作品の実験的な価値がある。

 

収蔵作品のご紹介:風にそよぐグラス
(1895年|ヴェネチア|ジュゼッペ・バロヴィエール作)

淡いピンク色のガラスで極めて薄く吹き上げられた坏身は、折れてしまいそうな程細いステム(脚部)によって支えられている。しかし、そのステムは直線的ではなく、曲がりくねっているため、 わずかな風にもゆらゆらと揺れ動く。ジュゼッペ・パロヴィエールを中心に結成された「芸術家集団バロヴィエール」によって実験的に作られたグラスで、19世紀末、ヨーロッパで大流行したアール・ヌーヴォー様式が初めてヴェネチアン・グラスに取り入れられている。1895年に開催された第1回ヴェネチア・ビエンナーレに出品され、ガラス工芸の常識を破る驚異の技術を駆使した奇蹟のグラスとして世界中から大きな注目を集めた。

 

収蔵作品のご紹介:モザイク・グラス『雄鶏』
(20世紀初|ヴェネチア|ウルデリコ・モレッティ作)

古代ヘレニズム時代からローマ時代のモザイク・グラス類の複製に力を注いだ初代のヴィンチェンツォ・モレッティに続いて、二代目のルイジ・モレッティは、その事業を継承発展させたが、三代目ウルデリコ・モレッティは、新しい創作を打ち出した。とりわけ、彼のヒット作となったのは、モザイク・グラス「雄鶏」シリーズであった。彼がこの作品を作るようになった動機は、1923年に、ムラノ島がヴェネチア市に吸収合併された時に、ムラノ島の象徴であった雄鶏を、モザイク・グラスで制作し、バッジやペンダントに作って、すべてのムラノ島の人がそれを付けて、ムラノ島人の誇りを示す流行を生み出したことであった。このとき、ムラノ島の人たちは、ヴェネチアの象徴として、サン・マルコ広場のパラッツォ・ドゥカーレの前に立つ2本の円柱の上に設置されていた有翼獅子像を取り外して、海中に投棄して気勢をあげたといわれている。『雄鶏』はムラノ島の人たちの高い誇りの象徴として作られたのであった。

収蔵作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ
(1910年頃|ヴェネチア|フラテッリ・トーゾ工房)

様々なミルフィオリ・グラスを使い作られたランプで、ランプシェード、台がガラスでできている。台とランプシェードは、金具でつなげられ、その金具に電球のソケットがつけられている。モザイク・グラスは古代から使われていた技法であるが、古代は型の中にモザイク・グラス片を敷き詰め、加熱して制作していたのに対し、近代はモザイク・グラス片を一枚の板状に熔着した後、少量のガラス種に巻きとって、成形する。この作品は後者の製法で作られており、透明ガラスとミルフィオリ・グラスの二層になっている。

 

箱根ガラスの森が営業日変更へ 毎年1月に11連続休館 | 話題 | カナロコ by 神奈川新聞
従業員約80人のリフレッシュを目的に導入する休館日は、「成人の日」の翌日から11日間。
kanaloco.jp/news/life/entry-93

収蔵作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス皿
(1880年|ヴェネチア)

このモザイク・グラス皿は、南イタリア、カノッサの紀元前3世紀の墓より、カット・グラス皿や美しい双身坏ゴールド・サンドウィッチ・グラスなどとともに出土した名品の1点を、模作したものである。菊花文のモザイク・グラスの素地の所々に、金箔サンドウィッチの断片を配置して熔融しており、箔が原型をとどめていることから、鋭角的な方形状をなしている。

収蔵作品のご紹介:バラ装飾脚ワイングラス
(19世紀|ヴェネチア)

坏身は、縦モールがつけられ、ねじりながら成形することにより、斜めのラインが作られている。ラインに併せ小ガラス片による草色とピンク色の着色がされている。坏身下部は、突起状と紐状の装飾が、坏身をぐるりと一周囲んでいる。脚部は透明ガラスに金箔熔着で二層に分かれていて、上部は二本の茎がねじれ、坏身の下で左右の先端にバラの花をつけている。下部はホローノップにドラゴン・ステムのような装飾がつけられている。

【入館料無料】全国の美術館・博物館・科学館の館内をネットで巡る『ストリートビューミュージアム』|株式会社ピコトン
picoton.com/project/streetview

収蔵作品のご紹介:わらび形脚コンポート
わらび形脚コンポート
19世紀|ヴェネチア

坏身部は青みをおびた乳白色ガラスを使い、その口縁部は広く、下方へと広がっている。縦モールの入った2本のガラスをねじった脚部にはピンク色のガラスに金彩を施し、その中央部には花の装飾が熔着されている。脚部から左右に伸びる先端は、わらびのような草花をモチーフにした装飾が付けられ、春の訪れを感じさせる優しい色合いのコンポートに仕上がっている。

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各540円(税込)

通信販売もいたします。
下記までご連絡くださいませ。
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箱根ガラスの森美術館
商品販売部

〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
TEL:0460-86-3111 (10時~16時)
FAX:0460-86-3115
E-mail:hakone-shop@ukai.co.jp

【冬季休館のお知らせ】
2021年1月12日から1月22日は休館とさせていただきます。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。

展示作品のご紹介:点彩扁瓶
(16世紀|ヴェネチア)

ラッティモと呼ばれる乳白色ガラスの代表的作品。16世紀特有のエナメル点彩と金彩が施された扁瓶で、同形式の透明ガラス作品も作られていた。扁瓶や扁壷はもともと聖地の聖水を汲んでくる巡礼瓶にその形式の源流があった。この扁瓶もイスラム・グラスの長頚扁壷の面影をとどめており、同様に点彩、外周のひれ飾りにもイスラムの影響の痕がみられる。この作品は、そういった面からも、ヴェネチアの16世紀を代表する作品の一つである。なお、乳白色ガラスは、中国の白磁への憧憬から、この頃より盛んにガラス製の模造磁器として作り出された。

2021年仮面祭企画展:ヴェネチアン・グラスが映す栄光 -ペストを乗り越えた先に-
hakone-garasunomori.jp/event/2

環境広場さっぽろ2020バーチャルツアー(開催期間:1月9~14日)
eco-hiroba.jp/

箱根ガラスの森美術館は、ブースKA73の「ピコトン・バーチャルミュージアム」に出店しております。

展示作品のご紹介:ダイヤモンド・ポイント彫り草花文ワイングラス
(17世紀|ヴェネチア又はネーデルランド)

ドイツのクルッグ・コレクション旧蔵品である。中空の脚部に付けられたウイング・ステム(装飾脚)や、台部が薄く、口径より大きく吹かれている点などから、ファソン・ド・ヴェニス・グラスではなく、ヴェネチアン・グラスの可能性もある。ヴェネチアでは、レース・グラスが発明されたために、ダイヤモンド・ポイント彫りが衰退し、17世紀後半にはほとんど廃絶してしまった。 しかし、この技法はヴェネチアと関係の深かったネーデルランド地方に移って、専らオランダの特殊技法として、17・18世紀のオランダのガラス工芸に花を添えた。

2021年仮面祭企画展:ヴェネチアン・グラスが映す栄光 -ペストを乗り越えた先に-
hakone-garasunomori.jp/event/2

箱根ガラスの森美術館、グループ店「とうふ屋うかい」のオンラインショップ。
ukaishop.jp/

京がんもや油揚げ、、とても、とても美味しかったのでオススメです。
ukaishop.jp/?pid=154463631

遠方にお届け出来ないのが残念ですが、フォロワー様には是非お召し上がりいただきたい一品です!

展示作品のご紹介:レース・グラス・コンポート
(17世紀初|ヴェネチア)

2種類のレース・グラス棒を並べ、イタリア語でレトルティと呼ばれる模様に仕上げたコンポートで、非常に薄く作られている。高脚台も、同じ模様のレース・グラスで作られているが、皿、高脚台それぞれ別に作り、熔着している。高脚台には、無色透明の紐状のガラスでぐるりと一周装飾がつけられている。高脚台の縁は内側に折り返してある。

2021年仮面祭企画展:ヴェネチアン・グラスが映す栄光 -ペストを乗り越えた先に-
hakone-garasunomori.jp/event/2

箱根ガラスの森美術館も「環境広場さっぽろ2020バーチャルツアー」に出店いたします。

札幌市の環境イベント「環境広場さっぽろ」、オンラインで8日から開催 | ICT教育ニュース ict-enews.net/2021/01/05sappor

「GoToトラベル地域共通クーポン一時停止のお知らせ」
GoToトラベル事業の適用一時停止の措置に伴い、地域共通クーポンの利用も一時停止いたします。再開、実施時期等につきましては、政府・自治体の決定に沿う形とさせていただきます。

大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。

箱根ガラスの森美術館の体験工房「ヴェトロ」では、様々なガラスを組み合わせ、熱を加えて熔かし合わせるフュージングという技法を使い、アクセサリー作りを行っています。期間限定で仮面モチーフなどをご用意いたしました。

仮面モチーフ:3,800円(税込)より
hakone-garasunomori.jp/atelier

事前ご予約優先です。ご予約は前日17時までにお申し込みください。
お電話予約 0460-86-3111
当日のご予約は承っておりません。席数に空きがある場合は工房にて先着順に整理券をお配りいたします。
毎時間の最大定員4名様まで。

「じゃらん遊び・体験予約」サイトからもご予約可能です。
jalan.net/kankou/spt_14382cc33

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