みのうぐん
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近代日本文学を特徴づける要素の一つとして「教養補助」があるけど、簡単に説明すると「高学歴のエリート男性が、いかにして自己の人格形成を行うか?」という過程を補佐する意味合いがある。
日本における学習は、近代化=西欧化の過程で実学重視、人文科学(哲学)軽視という価値観体系を採用し続けた結果、小説(文学)の社会的地位を低く扱いつつも、青少年期の人格形成を小説を読むことを通じて身につける、という奇妙な風習が戦後のある時期まで続いた。
何でこんなものが必要だったのかというと、これは封建制度という身分制度が崩壊した結果、強い他者承認が期待できなくなったため、自己承認をする必要に迫られたから。もっと分かり易い言い方をすると「自分らしい生き方」とか「人はどう生きるべきか?」という人生指南書みたいなもんで、とにかく、そういうものを教養と呼んでいたわけです()

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