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朝日奈みらいは僕の彼女だ。
可愛いし家庭的で、そしてすごく優しくて…
朝日奈みらいは全てを許容してくれる。
朝日奈みらいは僕の全てを受け止めてくれる。
みらいは僕の彼女である前に素晴らしい人間である。

彼女はいつも月を見ては少し寂しそうにしている。僕と二人きりの時だって…
ある日みらいに聞いてみた。

「みらいはなんで月を見ると寂しそうな顔をするの?」

彼女はいつも大切に抱いているクマのぬいぐるみのモフルンと大切な友達の話をしてくれた。そしてその友達に会えないかもしれないということも。
僕以上に大切な人がいるのだな、と悟った時は正直ショックだった…彼女と過ごしてきた日々はとても充実していたはずだったのにそれでも勝てない存在がいたなんて知らなかったし知る由もなかった…

それでも僕は彼女に勇気を振り絞って言った。

「俺じゃモフルンやお友達の代わりになれないかな?」

彼女は何も言わず、僕を優しく抱きしめてくれた。

それからも彼女は月を見ると寂しそうにする。
朝日奈みらいの優しさに甘えるばかりで僕には何も出来ない。

魔法があればなぁ…なんて…あるわけないか……。

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