花海ことはの純真無垢な笑顔にはいつも驚かされる。
彼女の笑顔や笑い声で周りの人達が明るくなるっていうのは僕自身の体験談でもあって同級生の十六夜さんや朝日奈さんも…ってまあそこは深く触れないでも大丈夫だろう笑

ある日僕が風邪で寝込んだ時にはーちゃんの…あっ、はーちゃんってのは彼女の友達の十六夜さんと朝日奈さんがそう彼女を呼んでるから俺もそう呼んでるだけでっ…て…
話を戻そう。

僕が寝込んだ時にはーちゃんがお見舞いに来てくれて凄く心配してくれていた。
彼女は凄く心配そうな顔をしてこう言った
「なんだかね、私…○○くんがとっても遠くにいっちゃいそうな気がして寂しくなったから来ちゃったんだ…」
彼女の優しさは本当に純粋、そしてなんというか不純物が一切混じっていない…そんな優しさ。

帰り際に彼女は言った「私ね。魔法が使えるの!」
気まずい空気が流れたが僕は彼女をフォローしようとした。これはきっと彼女が僕を元気づけようとしているんだ!と思ったからだ。

うんうんと話を聞いているとはーちゃんが風邪が良くなるおまじないをかけてあげると言った。

魔法の言葉を教えてくれた
「キュアップ・ラパパ」

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@of_THE_den クスッと笑ってしまいそうなこのフレーズ。だが、こちらを真剣に見つめてくる彼女の綺麗なエメラルドグリーン色をした瞳を見るとなんだか笑いも自然と治った。

少し間を開けて彼女は棒?のようなものを取り出し「キュアップ・ラパパ! 風邪よ、どこかえ飛んでっちゃえ!」と言い放った。
彼女はどこか満足した様な感じで「もうこれで大丈夫だよ!」と僕に笑いかけた。

そうして彼女は帰っていった。

あれは何だったんだろうか…と考えているうちに夜ご飯も食べずに寝てしまった。

次の日の朝、目が覚めると身体が軽かった。
あれは本当に魔法だったんじゃないか?そう思ってしまうほどに身体がスッキリとして軽かった。風邪が治っていたのだ。

学校に行く途中で十六夜さん、朝日奈さんと一緒に登校しているはーちゃんと会った。

「ありがとう!魔法使いさん!すっかり良くなったよ!」

お礼を言うと彼女はにっこり笑いながら言った
「どういたしまして!」

十六夜さんと朝日奈さんはなんだか慌てていた様子だった。

何気ない日常、僕の学校生活がまた始まった。

そして

彼女は今日も笑っていた。

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