Follow


日野茜、俺の恋焦がれてる…いや、違うな。憧れ…。
なんていうかそういったこと以前に俺が尊敬出来る人間の1人…今はそういうことにしておこう。
彼女との出会い、それは桜舞い散る季節。高校の入学式の日だったな。
俺は新たに始まるであろう高校生活に心躍らせていた。学校の近くには大きな坂があってどうやらそこを降ったところが学校最寄りのバス停らしい。これから3年間登り降りをすると思うと嫌になるような坂だ…しかしバス停で降りたその時、「○○高校はどちらしょうか!?」とても大きな声…それと共に爽やかなオレンジシトラスの様な匂いが鼻腔を抜ける。顔を上げるとそこにはサファイア色の瞳に長い茶髪のポニーテール??の活発そうな女の子がいた。制服を見る限り同じ学校のようだ。僕は「そこの坂を上がると学校だよ」と言うとその娘は元気な声で「ありがとうございます!」とお辞儀をしながら物凄い勢いで坂を駆け上って行った。その日はいつもの数倍元気よく家を出たつもりだったのだが、彼女の勢いと元気には流石に勝てないと思った。
これが彼女と俺の初めての出会いだった。

Sign in to participate in the conversation
mstdn.jp

Mastodon日本鯖です. よろしくお願いいたします。 (Maintained by Sujitech, LLC)