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-3分。「イノベーションの最終解」KindleでNo.2245まで。動機づけ/能力の枠組みにおける原則、能力を生み出すことと、ジレンマからの脱却の難しさについて。
能力を制限している要因が、法的な障壁であれば、政府による政策が有効に働く。しかし、相互依存性に由来する技術上、業務上の障壁の場合、政策によって能力を生み出すことはできない。相互依存性は障壁を作りやすい。モジュール化を促進するなら競争は有効な方針。
動機づけが弱く、能力もないジレンマからの脱却は、政府による対策が最も困難だ。この手の状況は基礎研究などでよく見られる。急ぐと危険であるため、まずは能力の促進に力を入れると良い。動機づけは任せること。そして破壊のプロセスを加速させるような政策も一つの手だ。

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