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「キャズム」KindleでNo.545まで。テクノロジーライフサイクル。
製品の市場への浸透は、テクノロジーライフサイクルの左から右へ進む。そして顧客グループ間には乗り越えるべきクラックが存在しており、その最も大きく、深い溝がアーリーアドプターとアーリーマジョリティの間にあるもので、これをキャズムと言う。
アーリーアドプターとアーリーマジョリティに属する企業は、種類や規模のような属性から見たときに似ている。しかし、内実は全く異なる。アーリーアドプターは不確実性を厭わず、自社に優位性をもたらすのならばリスクを受け入れる。アーリーマジョリティは不確実性を嫌い、自社の生産性を改善する手段を求める。こうした違いもあり、アーリーアドプターの先行事例はアーリーマジョリティにとって参考にならない。

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